2022年、日本で有名な【さくらんぼ(桜桃)】の産地はどこ?
2021年11月30日に農林水産省より公開された2021年産のさくらんぼ(桜桃)で収穫量が多い都道府県は、1位「山形県」、2位「北海道」、3位「山梨県」となります。
また全国のさくらんぼの収穫量の約70%を山形県が占めています。
【さくらんぼ=桜桃(おうとう)】の由来は?
さくらんぼは「桜桃=おうとう」とも呼ばれます。
言葉の由来は諸説ありますが、昔は果物全般を「桃(もも)」と呼んでいました。
さくらんぼは西洋実桜(セイヨウミザクラ)の果実で、「桜に実る果物=桜桃(おうとう)」と呼ばれるようになった説が良く知られています。
また、さくらんぼの名称は、桜の実を「坊」に擬人化した「桜の坊」の音が変化して、「さくらんぼ」と呼ばれるようになったともいわれています。
【2021年産】県別・さくらんぼ(桜桃)の生産量ランキング
日本のさくらんぼ(桜桃)の生産量(収穫量)を農林水産省「令和3年産・作物調査(果樹)」をもとに、都道府県別で多い順に並べてみました。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 割合 |
1位 | 山形 | 9,160 | 69.9% |
2位 | 北海道 | 1,500 | 11.5% |
3位 | 山梨 | 942 | 7.2% |
4位 | 秋田 | 356 | 2.7% |
合計 | 全国 | 13,100 | 100.0% |
【2021年産】県別・さくらんぼ(桜桃)の結果樹面積と10a当たり収量
ここでは全国のさくらんぼ(桜桃)の『結果樹面積(ha)』『10a当たり収量(kg)』『出荷量』などを紹介します。
『結果樹面積(ha)』が広くても生産地の環境や天候などの影響により、『10a当たり収量(kg)』が多い場合や少ない場合もあります。
※下の表は『結果樹面積(ha)』の広い順で、都道府県別に紹介しています。
順位 | 都道府県 | 結果樹面積(ha) | 10a当たり収量(kg) | 収穫量(t) | 出荷量(t) |
1位 | 山形 | 2,800 | 327 | 9,160 | 8,150 |
2位 | 北海道 | 486 | 309 | 1,500 | 1,460 |
3位 | 山梨 | 300 | 314 | 942 | 880 |
4位 | 秋田 | 93 | 383 | 356 | 310 |
合計 | 全国 | 4,260 | 308 | 13,100 | 11,800 |
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