2024年、日本で有名な【さくらんぼ(桜桃)】の産地はどこ?
2023年11月30日に農林水産省より公開された2023年産のさくらんぼ(桜桃)で収穫量が多い都道府県は、1位「山形県」、2位「北海道」、3位「山梨県」となります。
また全国のさくらんぼの収穫量の約70%を山形県が占めています。
【さくらんぼ=桜桃(おうとう)】の由来は?
さくらんぼは「桜桃=おうとう」とも呼ばれます。
言葉の由来は諸説ありますが、昔は果物全般を「桃(もも)」と呼んでいました。
さくらんぼは西洋実桜(セイヨウミザクラ)の果実で、「桜に実る果物=桜桃(おうとう)」と呼ばれるようになった説が良く知られています。
また、さくらんぼの名称は、桜の実を「坊」に擬人化した「桜の坊」の音が変化して、「さくらんぼ」と呼ばれるようになったともいわれています。
【2023年産】県別・さくらんぼ(桜桃)の生産量ランキング
日本のさくらんぼ(桜桃)の生産量(収穫量)を農林水産省「令和5年産・作物調査(果樹)」をもとに、都道府県別で多い順に並べてみました。
順位 | 都道府県 | 収穫量 | 割合 |
1位 | 山形 | 13,000 | 75.1% |
2位 | 北海道 | 1,470 | 8.5% |
3位 | 山梨 | 897 | 5.2% |
4位 | 秋田 | 420 | 2.4% |
合計 | 全国 | 17,300 | 100.0% |
【2023年産】県別・さくらんぼ(桜桃)の結果樹面積と10a当たり収量
ここでは全国のさくらんぼ(桜桃)の『結果樹面積(ha)』『10a当たり収量(kg)』『出荷量』などを紹介します。
『結果樹面積(ha)』が広くても生産地の環境や天候などの影響により、『10a当たり収量(kg)』が多い場合や少ない場合もあります。
※下の表は『結果樹面積(ha)』の広い順で、都道府県別に紹介しています。
順位 | 都道府県 | 結果樹 面積 | 10a当たり 収量 | 収穫量 | 出荷量 |
1位 | 山形 | 2,770 | 468 | 13,000 | 11,700 |
2位 | 北海道 | 470 | 313 | 1,470 | 1,430 |
3位 | 山梨 | 295 | 304 | 897 | 843 |
4位 | 秋田 | 90 | 467 | 420 | 378 |
合計 | 全国 | 4,200 | 412 | 17,300 | 15,700 |
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