つや姫の特徴
つや姫の味の評価は高く、ご飯にした時の【粒の大きさ・甘味・白さ・艶(つや)】が特徴で、旨み成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸が豊富に含まれており、コシヒカリよりも含まれているといわれています。
平成22年の登場から、日本穀物検定協会の【米の食味ランキング】では、多くの産地で特Aに選ばれています。
つや姫のルーツ
「つや姫」のルーツは明治時代にさかのぼります。
山形県庄内地方の篤農家、阿部亀治氏が育てた〔亀の尾〕という米が祖先にあたり、この〔亀の尾〕は美味しく例外にも強い優れた品種であることから、「コシヒカリ」や「はえぬき」の系譜でもあります。
山形県では代表品種として「ササニシキ」がありましたが、新たに人気の出てきた「コシヒカリ」に対抗するために、平成10年から開発をスタート、約10年の期間を経て完成したのが「つや姫」です。
つや姫の4つの栽培基準
①栽培適地
栽培適地マップの気象・地理条件等により選定した最適地、適地でしか栽培されておりません。
②生産者認定
栽培希望者の栽培条件や栽培実績を判定し、限定された生産者が栽培しています。
③特別栽培
栽培基準を有機栽培米・特別栽培米などに限定して安全・安心な栽培体系に取り組んでいます。
④品質基準
全JA(農業協同組合)に食味計を導入し、県下全域でタンパク値による品質基準を定めています。葉色診断・食味計による検査を実施し、適合したものだけを「つや姫」として出荷。
ズバリ!米農家がつや姫を食べた感想
お口に入れたときはさっぱりとした風味。香りもそこまで感じませんが、噛むとお米に粘りがあり、徐々に甘味が広がって、味わいはコシヒカリに近い印象を受けます。
バランスの取れた味で人気が出るのも納得ですね。
もし、美味しいお米をお探しの方は【2021年版】特A米・総合ランキング[産地別]もご覧になってください。
毎年発表されている全国の特A米の選定回数が多い産地をランキングで紹介していますので、長年に渡って特A米に選ばれているお米の品種と産地から、美味しいお米を見つけられるかと思います。