【2021年】ゆめぴりかの食味や特徴、評判を紹介

お米の注目ブランド

ゆめぴりかの特徴

ゆめぴりかの特徴は、アミロース含有率が他のお米よりも低いことです。

低アミロース米(ていあみろーすまい)とも呼ばれ、通常のうるち米に比べ、アミロースの含有量が少ないことから、粘りが強く、冷めても食味がほとんど低下しないのが特徴です。(アミロースが少ない米は、アミロペクチンが多くなり、粘性が高まります)

日本穀物検定協会の【米の食味ランキング】では、平成22年産から10年連続で特Aに選ばれています。

ゆめぴりかのルーツ

北海道米の品種改良の集大成として誕生した「ゆめぴりか」。その名前の由来は北海道の[夢]にアイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて名づけられました。

ゆめぴりかの品質の維持と向上に向けた取り組み

2009年にJAや生産者などで構成されている「北海道米の新たなブランド形成協議会」を結成。

「種子更新率100%」「栽培適地での生産」「タンパク含有率基準」など全道統一の取組みを定め、その基準を満たしたものにだけに協議会認定マークが付与されるなど、品質の維持とブランドの向上に努めています。

また、2015年からは道内の各地区の各産地が切磋琢磨し、「ゆめぴりか」の栽培技術や品質の向上を図ることを目的として【ゆめぴりかコンテスト】を開催。

全道7地区(留萌地区・道南地区・後志地区・石狩地区・上川地区・空知地区・日胆地区)にて行われた地区コンテストで「地区金賞」が選ばれ、それらが集まった全道コンテストで「最高金賞」が選ばれます。

【ゆめぴりかコンテストの結果】

  • 2015年金賞・空知地区/JA新すながわ
  • 2016年金賞・日胆地区/JAびらとり
  • 2017年金賞・留萌地区/留萌管内

ズバリ!米農家がゆめぴりかを食べた感想

豊かな甘みと濃い味わいに加え、炊きあがりが柔らかくツヤもあります。バランスが良く、ご飯だけでも美味しく食べられます。

料亭やANAの国際線ファーストクラスで採用されるのも納得の味です。

もし、美味しいお米をお探しの方は【2021年版】特A米・総合ランキング[産地別]もご覧になってください。

毎年発表されている全国の特A米の選定回数が多い産地をランキングで紹介していますので、長年に渡って特A米に選ばれているお米の品種と産地から、美味しいお米を見つけられるかと思います。